【就労】基幹障がい者相談支援センターとは?【親亡きあと】

就職

基幹障がい者相談支援センター」を聞いたことはありますか?

正直、私は最近まで聞いたこともありませんでした。今回はここでは何ができるか見ていこうと思います。

最近ちょこちょこ聞くけど、ここでは何ができるんだろ?

調べてきたから一緒に見ていこうね。(相談対象年齢は18歳からだよ)

基幹障がい者相談支援センターについて

基幹障がい者相談支援センターとは、障がいのある人々が生活上の困難に直面した際に、その解決策を提供する福祉施設のことです。国や地方自治体が運営を行っており、障がいのある人が職場や学校、自宅などの生活場面で直面するさまざまな問題に関する相談や支援、情報提供を行っています。

ここでは、住居や医療、教育、就職、福祉サービスなど、生活環境にまつわる様々な問題に関する相談やアドバイスを提供することができます。また、各種手続きの支援や施設の紹介、イベントなどの情報提供も行っています。

基幹障がい者相談支援センターの役割

基幹障がい者相談支援センターは、障がい者が自立して暮らすための支援を行う機関です。具体的には、以下のような役割があります。

相談支援:障がいに関する相談を受け、個別の情報提供や支援計画の策定などを行います。

生活支援:障がい者の生活支援に必要な援助を提供します。具体的には、日常生活での必要な支援や、仕事や学校などでの支援などが含まれます。

就労支援:障がい者の就労を支援します。具体的には、就労支援計画の策定や就職先の紹介、職場での支援などが含まれます。

社会参加の促進:障がい者が社会に参加するための支援を行います。具体的には、趣味やスポーツ活動などの支援や、地域づくりに参加する支援などが含まれます。

緊急支援:障がい者がその時々に直面する緊急事態や、困難に対して、必要な支援を行います。具体的には、災害支援や通院支援などが含まれます。

基幹障がい者相談支援センターは、障がい者が自立した社会生活を送るために必要な支援を行う機関であると言えます。

センターは各県にある?

基幹障がい者相談支援センターは、各都道府県にある福祉事務所や障がい福祉課などからの委託により、設置されています。また、一部の市区町村にも設置されています。ただし、設置されていない地域もありますので、詳しい情報は、所在地や電話番号などを調べて確認する必要があります。

自分の住んでいる県名と基幹障害者相談支援センターで検索するとヒットするよ!

どのような相談等が出来る?

基幹障がい者相談支援センターでは、以下のような相談や支援が受けられます。

生活相談:日常生活に関する悩みや困りごとについて相談できます。具体的には、住居や生活費、食事や睡眠、健康管理等の問題が含まれます。

就労支援:障がい者が就労するための支援を受けられます。具体的には、就職活動のアドバイスや、就労先との調整、労働条件の確認、職場でのトラブル解決策の提供等が含まれます。

社会参加支援:障がいを持つ人が社会的な活動を行うための支援を受けられます。具体的には、趣味やスポーツ、文化活動、地域ボランティア、市民団体活動、イベント等の参加支援が含まれます。

福祉制度の相談:障がい者本人や家族が、国や市町村が提供する福祉制度について相談ができます。具体的には、障がい者手帳、障がい者年金、介護保険、福祉車両の貸し出し等が含まれます。

人間関係の相談:障がい者が抱える人間関係の悩みに応じた相談ができます。例えば、家族や友人とのコミュニケーションや、恋愛や結婚、パートナーシップ等の相談が含まれます。

以上のように、基幹障がい者相談支援センターでは、生活全般に関する相談や、就労・社会参加・福祉制度・人間関係等の支援を受けることができます。

生活相談ならショートステイやデイサービスの申請もできるのかな?

デイサービスや、ショートステイの申請をすることはできないよ。それについては、地域包括支援センターや社会福祉協議会などの窓口からの申請なんだ。
でも、基幹障がい者相談支援センターは受給者の方々のニーズや状況に合わせて、適切なサービスを紹介してくれるよ。

就労支援→障がいのある人が就労するために必要なサポートを提供することを目的にしています。そのため、就労先の斡旋も行っています。具体的には、障がい者のスキルや能力、希望に合わせた就労先を紹介したり、就職活動の支援を行ったりします。ただし、就労先の選定や斡旋は、個人の事情や要望に合わせたものとなるため、必ずしもすべての人に適した就労先を提供できるわけではありません。また、就労先の斡旋だけでなく、就労後のフォローアップや職場でのトラブル解決など、就労支援に関する様々なサポートも提供しています。

職場でのトラブルを一緒に解決してくれるのね。フォローアップしてくれるのは助かるわ!

どのような資格をもった方が働いている?

基幹障がい者相談支援センターには、主に以下のような資格を持った専門職員が働いています。

1.社会福祉士 障がい者支援に特化した知識を持った社会福祉士が、障がい者やその家族、支援者とのカウンセリングや支援計画の作成などを担当します。

2.精神保健福祉士 精神障がいや発達障がいなど、主に精神面で支援が必要とされる人々の支援を担当します。また、相談業務だけでなく、ケースマネジメントや医療機関、福祉施設との連携も大切な役割です。

3.作業療法士 作業療法士は、障がい者の生活や社会参加を支援するために、日常生活能力や職業能力などを向上させる訓練やアドバイスを行います。

4.心理士 心理士による支援では、障がい者の心理的問題に対して、心理相談やカウンセリング、精神療法などを提供します。

以上のような資格を持った専門職員が、お互いに連携を取りながら、より良い支援を提供しています。

出来る手続きはなにがある?

基幹障がい者相談支援センターで出来る主な手続きは以下の通りです。

  1. 障がい者総合支援法に基づく障がい者手帳の交付
  2. 障がい者自立支援法に基づく個別支援計画の策定
  3. 障がい者自立支援法に基づく障がい福祉サービスの利用の相談、申請、調整
  4. 障がい者自立支援法に基づく生活支援・就労支援などの訓練・指導の提供
  5. 障がい者総合支援法、障がい者自立支援法に基づく就職支援、就労支援の相談、申請、調整
  6. 障がい者総合支援法に基づく通所支援、居住支援などの施設利用の相談、申請、調整
  7. 障がい者福祉サービスの各種申請に関する相談・手続き
  8. 障がい者の権利擁護支援の提供
  9. その他、障がい者やその家族、関係機関などへの情報提供、相談支援などの総合的なサービスの提供。

親亡きあとの相談もできる?

基幹障がい者相談支援センターでは親亡きあとの相談も受け付けています。親を失った障がい者にとっては生活などの支援が必要となる場合がありますので、専門の相談員が相談に応じています。具体的には、遺産相続の手続きや生活費の確保などの支援、または就労や就学などのサポートなどが含まれます。また、遺族年金や介護保険制度など、公的な制度の利用についての相談も可能です。

親である自分がいなくなった後の心配は尽きないよね。。。

そうだね。だからこそ前もって相談できる機関を知って、相談していくの大事だね。

料金は?

基幹障がい者相談支援センターの相談は、原則として無料です。ただし、個別支援計画作成や職業訓練などのサービスを利用する場合には、一部負担金が必要な場合があります。具体的な費用については、地域によって異なるため、相談支援センターに直接問い合わせることが必要になります。


今回長くなりましたがどうでしたか?

将来頼る機関を知ることも大切と思い、18歳以上の障害者を対象とする施設を紹介しました。現在うちの子は小学生です。まだ少し先のことですが、今回調べていて将来頼ることが出来る施設の存在を知り僅かながら安堵しました。

今頭の片隅に置いておいて、その年齢がきた時に動けることと。まったく知らず一から調べるのでは初動が違ってきますよね。いつの日かこの記事が活かせますよう。

白湯

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自閉スペクトラム障害とADHD、睡眠障害etcをもつ息子と不登校傾向にある娘の母です。自分にとって必要な情報は、他の障害児育児をしている方にも必要な情報では...

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