支援学級とは?
就学シーズンになると「うちの子に合うのは、通常の学級なのか、支援学級、特別支援学校どれなのか…」と迷う方もいますよね。子どもの事なので迷って当然ですよね。「通常の学級は難しいから、支援学級か支援校か…でもあまり違いがわからない」という方向けに今回は支援学級について書いていこうと思います。
支援学級
支援学級と一言で言っても細かく分かれており、7種類あります。
・弱視特別支援学級
・難聴特別支援学級
・肢体不自由特別支援学級
・病弱・身体虚弱特別支援学級
・言語障害特別支援学級
・知的障害特別支援学級
・自閉症・情緒障害特別支援学級
この7種類があり、自閉症の子は情緒級になりますね。
通級というのを聞いたことがある方もいると思いますが、この「通級」と言いうのは支援学級と普通級に籍を置いていることを指します。これを「通級指導」と言います。
うちの子もこの通級指導で通っています。
息子を例にだしますが、支援級に行くのは息子の好きなタイミングで行かせてもらえています。授業中でも教室から出たくなったら「ともだし(支援級)に行ってきます」と先生に伝えて移動しているそうです。もちろん毎回言えるわけではないですが、少しずつ自分の気持ちを伝える練習の一環で言っているそうです。
支援級での科目もあり、その時は1~6年生の支援級の子たちで取り組みをしています。畑を作ったり、鬼ごっこをすることもあるようです。
支援級に移動してからは、通級でしていたことを支援級の担任としています。これも毎回出来るというわけではありません。支援級の中にクールダウンスペースが設けられているのでそこで過ごすこともあるようです。
学校による思いますが、うちの学校では「ともだちクラスには入らないこと」とクラスの子たちに伝えてくれているようです。これのおかげで息子は安心して支援級で過ごせているんだと思います。
自分の子が通う予定の学校に支援級がないこともありますよね。その場合はどうなるか―――
これは学区を越えて通うことができます。うちの学校にも学区外の子が通っています。この場合のことを他校通級と言います。その場合送迎が大変とは思いますが、念のため学区越えも可能ということを頭にいれておくといいですね。
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