就学相談の流れ

未就学児

来年度には就学。でもどういう流れで決まるかわからず不安な方も多いと思います。

ここではざっくりとした流れの紹介をしていきます。

1,就学相談の申し込み

・基本的に通知がこないので、保護者自らが申し込む必要があります。

・申し込み時期や方法などは、各市町村の窓口に確認してください。

2,就学相談説明会

・申込者すべてに対するガイダンスを行います。

・集団面接か個人面接かは、自治体によります。

3,相談員と面談

・子どもの状態を具体的に伝えるため、障害者手帳や診断書、療育に通われてる方は施設の報告書などを持参すると〇

・保護者の要望を伝えましょう。地域の支援学校や学級の情報を確認することも大切です。

・見学や学校体験ができるか確認しましょう。学校によって公開日が決まっているので、教育委員に申し込みが必要なこともあります。

4,相談員が普段の様子を確認して資料作成。

・通っている保育園や療育施設などを、相談員が訪ね行動を観察します。

5,就学支援委員会が就学先を検討

市町村の特別支援学校の先生や医師、臨床心理士などで構成された委員会が、4で相談員が作成された資料と医師の診断を基に就学先を検討します。

6,検討結果を踏まえたうえで面談

・5で検討された結果をもって、保護者の意見を聞きながら就学先について話し合いをします。

※ここでの話し合いが最終結果になりますが、この話し合いのあと「やっぱり・・・」と思ったら再度話し合いの場を設けてもらえます。

7,教育委員会から就学通知がくる。

・最終的な就学通知がきます。が、納得ができない場合再度話し合いの場合を設けてもらえます。

うちの子が通っていた園では就学相談と同時進行で臨床心理士さんが来園し、該当の児童の様子を観察してその子専用の「OOさんの取扱説明書」のようなものを作成してくれました。

こういう事が苦手だよ、こういう時はこうしてあげると落ち着くよ、といった感じのことをたくさん記載してくれました。この時作成したものも、就学支援シートと一緒に小学校に引継ぎされています。

白湯

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自閉スペクトラム障害とADHD、睡眠障害etcをもつ息子と不登校傾向にある娘の母です。自分にとって必要な情報は、他の障害児育児をしている方にも必要な情報では...

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